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ニュースグランツーリスモ7に収録されているクルマは、レーシングカーだけでなくロードカーも充実している。
現実では購入できないスーパーカーや、今では入手困難な旧車に乗れることもグランツーリスモ7の楽しみ方だ。
そして、ロードカーを中心に、カスタマイズ機能が充実している点もクルマ好きには嬉しいポイントだろう。
カラーリングやエアロパーツといった大きな部分からディテールまで、さまざまなカスタマイズメニューが用意されている。
「ワールド」マップの「GTチューニング」内、「カーカスタマイズ」で変更できる内容を詳しく紹介しよう。
グランツーリスモ7で用意されているカスタマイズ項目は多岐にわたるうえ、各項目に用意されている選択肢も驚くほど幅広い。
また、多くの自動車やパーツメーカーと提携していることから、実在する色やモデルを選択できるのも楽しめるポイントだ。
おもなカスタマイズ項目を、選択肢の広さとともにみていこう。
ボディーカラーの選択は、カスタマイズを楽しむ第一歩。
また、単に好きな色を選ぶだけではなく、世界中の自動車メーカー純正色が数多く取り揃えられている点もグランツーリスモ7の特徴といえるだろう。
純正色が用意されていることによって、カラーリングの楽しみ方が大きくひろがるはずだ。
例えば、フェラーリを象徴する赤色「ロッソ・コルサ」を国産スポーツカーに塗装するといった、現実ではありえない組み合わせを楽しめる。
また、同メーカーの旧車に最新車種の純正色という取り合わせも、マニアックで面白い。
リバリーも含めて、外装を好みに仕上げるだけでもかなり楽しめる。
グランツーリスモ7のカスタマイズ機能は、細部にわたってかなり自由度が高い。
例えば、ヘッドライトの色も、複数の色温度が用意されているという力の入れようだ。
古い車によくある黄色味を帯びた色合いから、最新車の真っ白な灯火まで好みに合わせて選択できる。
また、ナンバーフレームも、ナンバーの有無や位置、形状といった幅広い選択肢を用意。
クルマの速さには関係のないポイントだが、スタイリングにこだわりのある車好きにとっては嬉しいポイントだろう。
さらに、グランツーリスモ7開発陣のこだわりを感じられるポイントが、ロールバーを装備できるようになっていることだ。
オープンカーでもない限り、ロールバーを装備してもそれほど大きく見た目は変わらない。
しかし、ただロールバーが選べるだけでなく、パターンまで複数用意されているのだ。
ユーザーがとことんクルマを楽しめるよう、細部にわたって工夫が凝らされている。
グランツーリスモ7では、見た目だけでなく性能にまで影響するカスタマイズ項目がある。
特にクルマの挙動に大きく影響する空力パーツは、実車同様の観点で性能面も考慮したパーツ選びも重要だ。
また、実在するメーカーとモデルが数多くラインナップされるホイール選びも楽しい。
しかも、実際にどの程度性能に影響するのかは明確になっていないものの、多少なりとも挙動にも影響するようだ。
走行性能に影響するカスタマイズ項目、エアロパーツとホイールについて詳しくご紹介しよう。
エアロパーツは、フロント、サイド、リア、ウィングの4箇所をそれぞれ変更できる。
車種によって選択肢は異なるが、純正エアロのような形状からレーシーなGTウィングなど、好みのものを選んで装着しよう。
さらに、GTウィングは、ウィングポストの長さ、翼端板の形状など細かい変更も可能だ。
ただし、選択したエアロパーツによって、「カーセッティング」の「ダウンフォース」項目の設定幅が変わる点には注意したい。
実車の世界では、空力パーツによってクルマの挙動は大きく変わる。
単なるドレスアップでなく、実車同様にエアロダイナミクスが変わる点はさすがリアルドライビングシミュレーターを標榜するグランツーリスモ7といったところだ。
ホイールのカスタマイズでは、実在する有名メーカーのモデルを用意。
しかも、ラインナップは1種類だけでなく、各メーカーの主要シリーズが網羅されている。
実車でホイールの購入を検討する際に、グランツーリスモ7上でイメージを確認するといった使い方もおすすめだ。
また、外径サイズを選択できるため、インチアップといったドレスアップも楽しめる。
さらに、リム幅、ワイドトレッド化の項目は、確定的な情報はないもののクルマの挙動にも多少影響するようだ。
ただし、どの程度影響するのかは明確にはなっていないため、各自で設定を変えて試してみてほしい。
サーキットでタイムを求めるモータースポーツファンからボディ色やホイールの変更といったスタイリング重視の方まで、クルマファンが持つ興味の対象は幅広い。
グランツーリスモ7は、さまざまな嗜好のクルマファンが満足できるように作られている。
基本的にはドライビングテクニックを向上させていくことが王道の楽しみ方だが、好みのスタイリングに仕上げたマシンで取り組めば練習にも力が入るはずだ。
また、実車では、複数のホイールやエアロパーツを手軽に付け替えることは難しい。
コスト的なことも問題だが、何より外したパーツを置く場所の確保も困難だ。
グランツーリスモ7なら、一度取り付けたパーツもしっくりこなければ気軽にいつでも取り替えられる。
ただし、多くのパーツはゲーム上の通貨を消費するため、残高には注意しながらカスタマイズを楽しんでほしい。
Text: 渡邉 篤
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