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ニュースグランツーリスモ7をプレイする以上、一度は使ってみたくなるハンコン。
しかし、専用のコックピットまで考えると、なかなか導入に踏み切れない方も少なくないのではないだろうか。
そこで、ハンコンを購入して遊びたい方のために、コックピットがなくても設置できるアイディアを紹介しよう。
ハンコンでのドライビング体験は、グランツーリスモの楽しさを何倍にも増幅してくれる。
プレイ環境や予算に合わせて、ぜひ最適なハンコンの設置方法をみつけてほしい。
購入する機種にもよるが、ハンコンは身近な家具に設置できる。
専用のコックピットほどとはいかないまでも、工夫次第では快適にグランツーリスモ7をプレイできるはずだ。
自宅の家具を利用してハンコンを設置する方法を、工夫するポイントも含めて紹介しよう。
>>ハンコンの良さやさらにグランツーリスモを楽しめるアイテムの紹介はこちら
あまりコストをかけずにハンコンを設置するなら、ホームセンターなどで入手できるスチールラックがおすすめだ。
比較的頑丈にできているため、ハンコンのFFB(フォースフィードバック)や、つい力が入ってしまった場合でも問題ない。
また、棚板の高さを自由に調整できるものが多いため、使用する椅子の高さに合わせられる。
設置場所の自由度が高いのも、スチールラックの大きなメリットだ。
ゲーム専用の部屋でもない限り、グランツーリスモで遊ばないときはハンコンを片付けておきたい。
スチールラックならそれほど重量もないため、部屋の隅などに簡単に移動できるだろう。
ただし、一般的なスチールラックの棚板は骨組みしかないため、木製の板を設置するなどハンコンを挟み込むための工夫が必要なケースもある。
また、スチールラックの向こう側にモニターを置く際は、ラックの支柱が視界に入ると気になるため、可能ならテレビの幅よりも広いものがおすすめ。
使用するシートについては、ダイニングチェアなどで問題なくプレイできるはずだ。
ペダルとの距離が気になる場合は、やや低めの椅子を用意するとより操作しやすいだろう。
学習机やパソコンデスクも、ハンコンの設置場所としておすすめだ。
ある程度の荷重に耐えられる天板を使っていることが多いため、ハンコンをしっかりと固定できる。
また、学習机やパソコンデスクのほとんどは、足元が開けている構造のためペダルの設置にも困らない。
ただし、キャスター付きの椅子はペダル操作をすると動いてしまうため、しっかりとロックのかかるものか別途用意することをおすすめする。
PlayStation5本体をリビングに置いている場合は、リビングテーブルにハンコンを設置すれば手軽に遊べる。
4つ脚のものなど下部に空間のあるテーブルならペダルの設置もでき、ソファに座ってゆったりとグランツーリスモ7をプレイできる。
ハンコンを固定する際に天板などにキズがつくこともあるため、気になる方はゴムシートや布などでテーブルを保護しよう。
また、ペダルに傾斜をつける、少し高さのある座椅子を利用するといった工夫は必要だが、多少低いリビングテーブルでも十分ハンコンで遊べる。
ただし、一人暮らしでない限りリビングは家族の共用スペースのため、ハンコンの設置に理解を得るか、その都度片付けるといった手間が発生する点には注意したい。
高さや設置方法にこだわりがある場合は、ホームセンターで入手できるアルミパイプなどを使ってコックピットを自作するのもおすすめだ。
工作の経験の有無にもよるが、DIY用にさまざまな継ぎ手が用意されている商品を利用すれば比較的手軽に作れるだろう。
また、工作に長けた人であれば、市販のコックピットさながらのアルミフレームを使用した本格的な制作例もある。
興味のある方は、ぜひインターネットで検索してみてほしい。
ハンコンは自宅にある家具を利用して設置できるが、より本格的にプレイを楽しみたいのであれば、やはり専用コックピットの導入を検討したい。
ハンコンの良さを体感して、より楽しめる環境を構築したい方のためにコックピットについて簡単に紹介しよう。
費用や設置場所にあまり制約がないのであれば、やはりフレームのしっかりした本格的なモデルをおすすめしたい。
シートがセットになっていることも多く、安定したドライビングポジションでプレイできるのもコックピットのメリットだ。
また、モニターをコックピットに固定できるモデルもあるため、まさにドライビングシミュレーターといった環境を構築できる。
ただし、作りがしっかりとしている分、本体の重量と設置場所の確保が多くの人のネックだろう。
特に通信販売を利用する場合は、購入前に必ず本体サイズや重量をしっかりと確認してほしい。
使用しないときに片付けたい方のために、簡単に折りたためるコックピットも販売されている。
モデルによっては付属するシートごと折りたためるものもあるため、限られたスペースにコックピットを導入したい方におすすめだ。
また、販売価格が比較的安価な点も、折りたたみモデルの特徴。
ハンコンを設置するためだけに新たに家具を購入する場合には、折りたたみ式のコックピットも選択肢にいれておきたいところだ。
ただし、折りたたみシートはアウトドア用の椅子のような素材のものが多いため、シートの質感も求める場合には注意してほしい。
グランツーリスモ7をハンコンでプレイすると、純正コントローラー(パッド)では味わえない臨場感とより精度の高い操作が可能になる。
しかし、本格的なコックピットまで導入するとなると、どうしてもハンコンの敷居が高いものになってしまう。
極端な話、固定さえできればどこにでも設置できるため、迷っている方もまずはハンコンだけの導入を検討してほしい。
一方で、ハンコンがなくても、グランツーリスモ7は十分楽しめる。
あくまでも、よりリアルなドライビング体験を求めるのであればハンコンがおすすめという点をご理解いただきたい。
実際、JEGT認定ドライバーの鈴木 聖弥選手も、当初は純正コントローラー(パッド)で全国大会を戦っていた。
限られた環境でも、誰もが平等に楽しめるのがeモータースポーツ最大の利点。
それぞれのスタイルで、グランツーリスモ7を楽しんでほしい。
Text: 渡邉 篤
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