NEWS
ニュースみなさんこんにちは! SCARZのごとうです。
2023年6月に開催された「オリンピックeスポーツシリーズ」では、応援ありがとうございました。
オリンピックに続いて2023年7月1日から始まった『全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2023 KAGOSHIMA』(通称:国体)のグランツーリスモ7部門。
7月30日までのほぼ1か月という長い期間のタイムトライアルも残り約2週間となりましたが、みなさん調子はいかがでしょうか?
実は市販車の挙動は少々苦手な私ですが、タイムアタック自体は得意なので、今回は1分20秒台を目標にとする私なりの攻略法をご紹介したいと思います。
コース攻略よりも先に、まずはAE86の動かし方について確認しておきましょう。
AE86とスポーツハードタイヤの組み合わせだと、いかにリアのスライドを利用するかがカギを握っているように個人的は感じます。
グランツーリスモ7で多くのプレイヤーが遊んでいるGr.3の車両と違い、ターンインからエイペックスへ向かってリアをスライドさせ、コーナー脱出へ向けて早くアクセルを踏み始めるイメージです。
まず、ターンインではハンドルを切り始めるタイミングをGr.3の時よりも奥へ持っていき、リアのスライドを使いつつ鋭角に向きを変えます。
クルマの向きが変わったら、早めにアクセルを踏むといった走らせ方を意識することが大事になってくるはずです。
それでは、1分20秒台を出すためのコース攻略方法を、順に紹介していきたいと思います。
ただし、まず最初に説明するのは最終コーナーです。
ん!?最終コーナーから??と思うかもしれませんが、最終コーナーの立ち上がりはメインストレートの最高速に大きく影響します。
まずは、理想的なラインで最終コーナーを立ち上がることから練習を始めましょう。
メインストレートに向けて理想のラインを走行するには、最終コーナーの1つ手前のコーナーで、画像のポイントで鋭角に向きを変えることが重要です。
最終コーナーにクルマを向けて、直線的にメインストレートへ向かって全開で立ち上がりましょう。
最終コーナーの立ち上がりが上手くいくと、ストレートエンドあたりで4速のレブリミットに当たり減速します。
ちなみに5速は使いません。
レブリミットに当たり、減速したところで100m看板の真横でブレーキングを開始し、速やかに2速まで落とします。
ターンイン開始の直前に3速に上げハンドルを切り始めます。
ハンドルを切り始めるタイミングは、50mの看板のほんの少し向こう側です。
エイペックスでイン側の縁石に触れたら、外側の砂利にはみ出ない事を意識しアクセルを踏んでいきます。
左側の芝の中にアスファルト舗装が出現するほんの少し手前でブレーキングを開始します。
ブレーキングポイントは、1コーナー立ち上がりのクオリティによって車速が変わり、少々前後するので注意してください。
ブレーキ全開のままハンドル操作を開始し、このあたりでハーフブレーキまで緩めます。
リアのスライドを使いつつ細かいアクセル操作で『アウト・イン・ミドル』でクリアしましょう。
3コーナーから第1ヘアピンにかけての区間は、おそらく多くのプレイヤーを苦しませているポイントだと思います。
3・4コーナーは、100km/h程度のボトムスピードを意識しながら、「ミドル・イン・ミドル」でクリアしましょう。
コーナー進入後は、細かいアクセル操作でクルマの向きを変えることも重要なポイントです。
ヘアピンのブレーキングポイントは画像を目安に見極めてください。
少し大胆にブレーキを放したり1速を使ったりしながらリアのスライドを発生させ、エイペックスの少し手前から細かいアクセル操作でスライドを維持しつつコーナーを脱出しましょう。
立ち上がりはミドルよりも若干アウト側を目指します。
6コーナーに進入する際は、アウト側いっぱいから縁石が始まるところでハンドルを切り始めましょう。
微弱なブレーキをかけつつ、なるべく減速Gをかけずにクリアしたいコーナーです。
ハンドルを切ったままアクセルもブレーキも踏まずに待っていると、クルマがインに切り込んでくる速度域まで落ちるので、そのタイミングでトラクションを意識しながらアクセルを踏んでいきます。
ベストラップを更新できそうなときの最終コーナーのアプローチ方法は、最初に触れたタイムアタックスタート時とは異なります。
ただし、最終コーナー1つ手前のコーナーのライン取りが重要な点は同様です。
3つ並んでいる矢印看板の最後1枚から、車2台分ほど手前でブレーキングを開始します。
縁石が始まって少ししたら(赤白で4つ分くらい)ターンインを開始しましょう。
インベタでコーナーをクリアし、立ちたがりのトラクションに細心の注意を払いながら最終コーナーイン側に向けてアクセルを踏んでいきます。
タイムアタックをする際には、多くのプレイヤーがトップ層の選手のリプレイを見て攻略に取り組んでいると思います。
しかし、重要なのは自分の走りと見比べることです。
単にトッププレイヤーの走りを眺めるだけでなく、同じ条件で走る自分のリプレイと見比べることで、より多くのことが学べたり新しい発見があります。
残りのアタック期間、ぜひタイム更新を目指して頑張ってください!
JEGT認定ドライバー:後藤 優介
ランク:S
生年月日:1996.3.27
出身地・居住地:岐阜県
SNS:https://twitter.com/ttgusk_
■グランツーリスモの大会で勝つためのコース攻略| オートポリス編
■【グランツーリスモ7部門】全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2022 TOCHIGIレースレポート|JEGT認定ドライバーがワンツーフィニッシュ