NEWS
ニュースJEGTをはじめさまざまなeモータースポーツの大会で使用されるPlayStation®5 、PlayStation®4用ソフト“グランツーリスモ7”。
1997年に発売された第1作は、物理演算を本格的に取り入れたレースゲームとして当時爆発的なヒットを記録した。
通算7作目のナンバリングタイトルであるグランツーリスモ7は、、PlayStation®5の高い演算能力と高精細な描画能力を最大限発揮する完成度の高いドライビングシミュレーションソフトとなっている。
今回は、まだプレイしたことのない方のために、グランツーリスモ7はどんなゲームで、なぜ多くのプレイヤー魅了され続けているのかその魅力に迫ってみたい。
グランツーリスモ7は、単にドライビング技術を競うだけのレーシングゲームではない。
あらゆる“クルマ好き”が楽しめるよう、さまざまな要素がふんだんに取り入れられている。
まずは、グランツーリスモ7を楽しむ3つのポイントをご紹介しよう。
単なるレーシングゲームではないが、グランツーリスモ7の根幹はやはりサーキットでクルマを走らせることにある。
日常では簡単に走ることはできない世界の有名サーキットを舞台に、好きなクルマで思いのままに走る爽快感は何事にも変え難い。
リアルなドライビング体験を実現する伝統の物理演算も圧倒的な進化を遂げているので、実車同様の挙動を存分に楽しめるはずだ。
歴代のグラツーリスモシリーズは、収録車種が多いこともファンの支持を集める理由の1つだ。
グランツーリスモ7には400車種以上が収録され、さらにアップデートごとに車種の追加もおこなわれている。
また、収録車種の幅が広いのもコレクターを喜ばせてくれる点だ。
市販車やレーシングカーだけでなく、入手困難なビンテージカーなど多種多様なクルマが収録されている。
グランツーリスモ7では、入手したクルマをユーザーの好みにチューニングできる。
チューニングの範囲は、エンジン出力や足回りのセッティングといった性能面だけでなく、エアロパーツやヘッドライトのバルブなど見た目に影響する部分も自由にカスタマイズ可能だ。
また、車高やキャンバー角などを変化させると、ゲーム上の見た目も変化するので好みの1台に仕上げる楽しみを味わえる。
グランツーリスモ7を初めてプレイする際は、基本的に“カフェ”のメニューを中心にゲームを進めていく。
カフェで出されるお題をクリアしていくことで、機能がアンロックされたり賞品にクルマをもらえたりと、楽しみながらゲームを進めることができる。
グランツーリスモ7を初めてプレイする際は、多くの機能が使えない状態となっている。
各種機能は、カフェのクリアを通じて1つずつ解放される仕組みだ。
すぐに自由にレースを楽しみたい場合は少々不便だが、カフェのイベントを通じて基本的な操作方法やゲームの魅力を感じられるようになっているので、1つずつ丁寧にプレイしていこう。
カフェのイベントは少しずつ難易度が高くなるので、ゲーム内の各種機能や車の操作を無理なく習得できる。
カフェのイベントをクリアすると、無料でクルマを入手できることがある。
操作の腕前が上がれば、さまざまなレースで稼いだ賞金でクルマを自由に購入できるが、ゲーム内の所持金が少ないうちは、カフェで賞品としてもらえるクルマは貴重だ。
最初はあまり性能の高くないクルマが中心だが、少しずつ上位のイベントにチャレンジすることで、より高性能なマシンを入手したり、購入のための賞金をもらえたりするようになる。
グランツーリスモシリーズのプロデューサーである山内一典氏自ら“ザ・カーライフ・シミュレーター”と呼んでいる。
その言葉からもわかる通り、グランツーリスモ7は単なるドライビングシミュレーターの域を超え、クルマを心ゆくまで楽しんでほしいという製作者の想いの詰まったゲームだ。
グランツーリスモ7を通じて、憧れのクルマを手にする喜び、これまで知らなかった深い世界観、そしてドライビング技術の向上とさまざまなアプローチで“クルマ”を楽しめるよう工夫が凝らされている。
“カーライフ”という言葉があるように、少し大袈裟な表現ではあるがクルマは人生の一部と捉える人も少なくない。
希少車の入手や海外の有名サーキットでのレースなど現実では体験することが難しい、もう1つの“カーライフ”をぜひグランツーリスモ7で味わってみてほしい。
Text: 渡邉 篤
■グランツーリスモのレース観戦が10倍面白くなるポイント! 初心者でもわかりやすく徹底解説