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ニュースグランツーリスモの楽しみ方の1つとして、多くのユーザーに定着しつつあるオリジナルリバリーの作成。
オンラインレースやショーケースをみると凝ったリバリーがたくさんあり、一見初心者にはハードルが高そうに思える。
しかし、グランツーリスモでのリバリー作成は基本を押さえてコツコツと作業をすることで、初心者でもある程度見栄えのいいもの作ることが可能だ。
リバリー作成の際に知っておきたいTipsをいくつか紹介しよう。
オリジナルリバリーを作成する際は、まずはロゴや文字を貼ってみよう。
企業のロゴや文字を複数貼れば、それだけでレーシングカーの雰囲気を醸し出せる。
また、ロゴや文字であればサイズ調整だけで思い通りの仕上がりになるので、初心者でも作業しやすい。
>>グランツーリスモでリバリーを作成する際の基本的な操作方法はこちら
ロゴを貼る場合は、貼りたい場所にあらかじめカメラの正面を合わせておく。
たとえば、天井に貼りたいのにカメラが横だと、ずらしても歪んでしまう。
厳密に位置を合わせる必要はないが、カメラを合わせておくとその後の調整が格段にやるやすくなる。
ロゴや文字のリバリーを貼る場合は、「曲面に合わせる」を選択しよう。
ボディの形に合わせて貼り付けられる。
一方、直線的にストライプを貼りたい場合などは「カメラに合わせる」を選択しよう。
ボディの曲線に左右されずリバリーを貼れるので、イメージ通りに仕上がる。
ロゴを貼る場合のポイントは、角度とサイズ、貼る枚数を細かく調整しよう。
ほんの少し工夫するだけで、「それっぽい」仕上がりにぐっと近づく。
たとえば、ボディサイドに横長で大きなロゴを貼る場合は、ほんの少し後端側を持ち上げて斜めに貼ってみよう。
デザインに動きが出て、単調な印象を払拭できるはずだ。
ほかにも、少し広めのスペースに、種類の違う小さめのロゴ複数枚を組み合わせて貼って全体のバランスを取る方法もおすすめだ。
せっかくロゴを貼るので、つい1枚ずつきちんと読めるサイズで貼りたくなるが、全体のまとまりでみせることも意識しよう。
ロゴだけでも十分にレーシングカーの雰囲気に仕上がるものの、ロゴに使用する企業のイメージカラーやチームカラーを意識したパターンを貼るとクルマの立体感が高まる。
パターンデザインの基本的な考え方は以前の記事に譲るとして、具体的にどうやってボディにパターンを貼っていくのかを紹介しよう。
パターンを張り込む際は、自分のイメージする形に大まかに貼ってから調整したほうがイメージ通りのデザインを反映しやすい。
フェンダーやトランクの継ぎ目からはみ出した場合は、ボディと同色のパターンを上から貼ることで事実上余分なリバリーを削ることができる。
パターンリバリーを貼る際は、大きく貼って細かく削るという作業を繰り返すことで、イメージに近いデザインをしやすくなるので試してみてほしい。
余分なリバリーを削る手法と組みわせて使いたいのが、塗りたい場所のフチを最初になぞっておく方法だ。
ボディラインやくぼみに合わせてデザインをする場合は、あらかじめ外側部分を明確にしておくと、複雑な形でも再現しやすい。
形の大きなパターンで細かい曲線をなぞるのは難しいので、できるだけ細い形状にして塗り絵をする際と同じ要領でフチに線を入れるイメージで作業しよう。
リバリーを貼ると、エアロパーツの裏側などにイメージが回り込んで投影されてしまうこともある。
たとえば、ウイングの翼端版に貼ったデザインが、ウイング面側にまで伸びて投影されてしまう場合などだ。
思い通りにリバリーが投影されない際は、「プロジェクション範囲」の「角度制限」と「深度制限」のスライダーを調整しよう。
リバリーや貼る場所の形状によって最適な調整値は異なるので、スライダーを左右に動かしながら調整してみてほしい。
初心者がグランツーリスモでリバリーを作成する際は、一度に大きなイメージを貼るのではなく、レイヤーをたくさん使って細かく貼りながら仕上げていこう。
ボディラインに合わせてデザインをしようとしても、パターン1枚でボディの曲線に合わせることは難しい。
手間はかかっても何枚もレイヤーを重ねて、少しずつ理想の形に整えていけば誰でも思ったデザインを再現できる。
実車であればデカールを何枚も重ねると見栄えが悪くなるが、グランツーリスモのリバリーならどれだけ重ねても継ぎ目は発生しない。
自分のイメージにできるだけ近づけるように、試行錯誤しながら1枚ずつ丁寧に貼っていこう。
納得のいくオリジナルリバリーが完成すれば、オンラインレースに参加するモチベーションがさらに上がるはずだ。
Text: 渡邉 篤
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