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ニュース日本最大のモーターショー、東京オートサロン2023でオフラインレースとして開催されたJEGT 2022シリーズ Round.3。
会場一体となったレースの模様は過日お伝えした通りだが、レース当日の舞台裏の模様が動画で公開されたので、記事でも内容をお伝えしたい。
「激闘の舞台裏」と題された本動画では、選手のレース前の様子や緊迫したステージ上の模様、ゲスト陣のコメントなど、レース動画ではお伝えしきれない内容が盛り込まれている。
中継では見ることのできなかった選手たちの素顔にぜひ注目していただきたい。
>>国内最高峰のグランツーリスモの大会JEGT 2022シリーズ Rd.3の模様はこちら
「激闘の舞台裏」で紹介されているのは、レース中の様子だけではない。
レース前の会場入りから、直前の様子などイベントや中継の外側の選手の様子も紹介。
緊張感や逆にリラックスした表情など、ドライバーシートに座っていない選手の様子をぜひ楽しんでいただきたい。
動画では、東京オートサロン2023当日の早朝の様子も紹介されている。
会場前に続々と集まる選手たちの穏やかなオフショットが新鮮だ。
また、イベント開始前のリハーサルや会場設営の様子も公開。
普段は見られない、JEGT開催の裏側を垣間見ることができる。
MCのAlee氏やレースクイーンの沢すみれさん、実況の鈴木学氏と解説の谷口信輝氏、さらにゲスト解説の西澤健太氏、スペシャルゲストの関優太氏とSPYGEA氏が真剣に打ち合わせをする様子が捉えられていた。
さらに、レース前の選手にもインタビュー。
森本選手(#777 D’station Racing)は、Rd.3がこれまでのグランツーリスモSPORTからグランツーリスモ7に変更されたことへの不安をやや緊張気味に話す様子からレース前の緊張が伝わってきた。
一方で、滝田選手(#55 ARTA)は「全国3億人のファンの方~」と、冗談交じりにリラックスした様子をみせるなど、レースに臨む選手の心境はそれぞれ違うことがうかがい知れる。
ステージ上の細かな選手の表情は、当日会場にいてもなかなか見ることができない。
今回の動画では、ステージ上の選手の表情も見どころの一つだ。
#888Sengoku Gamingの劇的な勝利に直結した、#01 EVANGELION e-RACING with 広島マツダのピットミスをした際の選手もしっかりと映し出される。
ドライバー交代前の緊張感高まる鈴木選手(#01 EVANGELION e-RACING with 広島マツダ)、ピットミスをした際の宮園選手(#01 EVANGELION e-RACING with 広島マツダ)の表情は印象的だ。
さらに、優勝した瞬間の川上選手(#888 Sengoku Gaming)のガッツポーズの力強さと小さな雄叫びもしっかり残っている。
レースでは終始独走状態で余裕の勝利かに思われたが、選手個人としてはかなりの緊張感のなか戦っていたということだろう。
「激闘の舞台裏」では、選手のコメントだけではなく豪華出演者のコメントも多数紹介。
普段は見ることのできない人のコメントや、中継とは違った控室での様子など文字通りJEGTの裏側がしっかりと紹介されている。
冒頭では、JEGT統括プロデューサー 北浦論氏も登場。
これまでほとんど表に出ることはなかったが、JEGTが国内最高峰のグランツーリスモ大会となっているのも、北浦氏の手腕があってこそだ。
レース前に収録されたインタビューだが、JEGTの魅力やRd.3の見どころを語る様子からは、JEGTがいかに本気で作られた大会であるかが伝わってきた。
今回スペシャルゲストで迎えた関優太氏とSPYGEA氏は、初のJEGT観戦の感想を興奮とともに話してくれた。
また、エキシビジョンレースに参加して、改めて感じたレースやクルマの奥深さに大きな刺激を受けた様子。
今回の初観戦を踏まえて、早くも次シーズンに向けた期待のコメントも寄せてくれた。
最終戦でゲスト解説をつとめた、西澤健太氏はグランツーリスモをはじめとしたeモータースポーツに精通した方だけあって、JEGTに寄せる高い期待を口にした。
シリーズを通じてアシスタントとしてJEGTを支えた沢すみれさんのコメントからは、大会を愛してくれている様子が伝わってくる。
最後はやはりこの人、Alee氏のコメントでJEGT 2022シリーズは締めくくられた。
2023年シリーズについては、現在のところ公式なアナウンスはまだない。(2023年4月執筆時)
JEGTが次シリーズどんな進化を遂げるのか、公式発表が待たれるところだ。
2022シリーズは、Rd.1、Rd.2の優勝チームが異なり、しかも最終戦では大逆転でチャンピオンチームが決まるという劇的な幕切れと最高の盛り上がりを見せた。
今から2023年シーズンの開幕が待ちきれないところだが、まずは今回の「激闘の裏側」を見つつ2022年シリーズを改めて振り返ってみてほしい。
Text: 渡邉 篤
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