NEWS
ニュース
2023年1月14日(土)に東京オートサロン2023の公式プログラムとして開催されるJEGT 2022シリーズ トップリーグRd.3。
9月11日のRd.1、12月3日のRd.2を経て、いよいよ今シリーズのチャンピオンチームが決定する。
Rd.3の開催に合わせて「オートバックス アプリ」を通じて行われる優勝予想キャンペーンで豪華賞品をGETするためにも、ここで改めてトップリーグのエントリーチームの全貌を知っておこう。
※JEGT 2022シリーズ 優勝チーム予想キャンペーンの詳細は1月6日(金)公開予定
宮園拓真、山中智瑛という2名の世界チャンピオンを擁し、今年も盤石の体制で臨んだ2021シリーズの覇者「EVANGELION e-RACING with 広島マツダ」。
前評判通りにRd.1を制したが、すべてが思い通りに運ぶほどJEGTは甘くなく、先日行われたRd.2ではペナルティも重なり4位という結果に終わった。
一方で結果を残したのは「ARTA」。シリーズ参戦3年目にして初の優勝を飾り、総合順位はRd.1終了時の6位から一気に2位へとランクアップした。
リアルモータースポーツの名門チームとして広く知られ、JEGT草創期からのエントラントでもある「D’station Racing」は総合順位で3位につけているが、Rd.2をトップで終えたと思いきや、ホワイトラインカットのため3位降格となったペナルティの代償はあまりにも大きい。
首位の「EVANGELION e-RACING with 広島マツダ」と2位「ARTA」のポイント差は14と、依然としてディフェンディングチャンピオンの優勢に変わりはないが、2位から5位「Sengoku Gaming」まではわずか6pt差となっており、年間総合順位の行方はまだまだ予断を許さない状況となっている。
ランキング | No. | チーム名/ドライバー | 獲得ポイント |
1st | #01 | EVANGELION e-RACING with 広島マツダ 宮園 拓真/山中 智瑛/鈴木 聖弥/草野 貴哉 |
51pt |
2nd | #55 | ARTA 滝田 歩夢/杉守 翔平/古畑 貴彬/赤羽 佑互 |
37pt |
3rd | #777 | D’station Racing 野島 俊哉/高橋 拓也/森本 健太/久万田 崚/辻村 亮介 |
36pt |
4th | #54 | TC CORSE Esports MAZDA 佐々木 唯人/坪井 俊介/加藤 達彦/龍 翔太郎/三宅 陽大 |
33pt |
5th | #888 | Sengoku Gaming 川上 奏/奥本 博志/今村 駿佑/井芹 颯真 |
31pt |
6th | #105 | TC CORSE SPK e-SPORT Racing 深谷 諄/菅原 達也/鍋谷 奏輝/佐藤 陽向 |
24pt |
7th | #127 | eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS 堤口 直斗/古屋 公暉/荒木 祐樹/鈴木 彰馬/國分 諒汰/岩田 和歩/瀬田 凛 |
16pt |
8th | #12 | KOSHIDO RACING ⿊畑 蓉/長 和樹/植野 冬夷/山本 英弥 |
8pt |
9th | #35 | NISSAN × TRUST RACING 小木田 恭悟/植木 俊輔/池内 比悠/五木 隆太郎 |
6pt |
10th | #11 | KOSHIDO Jr. RACING 柏倉 和弥/北村 拓也/佐久間 俊一/今井 慶春 |
2pt |
Rd.1、Rd.2では2回ずつのレースが行われ、それぞれの着順によってポイントが与えられたが、東京オートサロンのステージで行われるRd.3は一本勝負。
順位によって獲得できるポイントは下記のとおりとなっている。
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 | 8位 | 9位 | 10位 |
35pt | 25pt | 20pt | 15pt | 12pt | 9pt | 7pt | 5pt | 3pt | 1pt |
やはり注目すべきは、現在首位の「EVANGELION e-RACING with 広島マツダ」がRd.3を何位で終えるかだろう。
年に一度のオフライン大会という極限の緊張とプレッシャー、そしてレース中のドライバーチェンジなどの要素も絡む大舞台で2位以上に入ることができれば、文句なしでシリーズチャンピオンの座を手にすることができるが、もし「EVA」3位以下になった場合、6位以上のチームにも年間王者の可能性が出てくることとなる。
残念ながら現時点で7位以下のチームには年間王者の可能性は残されていないこととなるが、Rd.3で5位以上、そして年間順位でも5位以上に入ることができればそれぞれ賞金を手にすることができるため、下位のチームがオフライン大会でどのようなレース展開を見せるかにも注目が集まる。
Rd.3 獲得賞金 |
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
¥300,000 | ¥200,000 | ¥100,000 | ¥50,000 | ¥30,000 |
年間総合順位 獲得賞金 |
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
¥1,000,000 | ¥500,000 | ¥250,000 | ¥150,000 | ¥100,000 |
ここで、各チームの参戦車両やドライバーの情報をおさらいしておこう。
※下記情報は、今シリーズのRd.1、Rd.2の参戦車両となります。
1月14日(土)のRd.3では、一部チームの車両が変更となる場合があります。
グランツーリスモプレイヤーの誰もが憧れる宮園 拓真と山中 智瑛という2人の世界チャンピオンに加え、若手の筆頭株として他の大会でも活躍を続ける鈴木 聖弥と、常に安定感のある走りを見せる草野 貴哉。
初号機カラーのマシンは、数々の重圧をはねのけて連覇を達成することができるのか。
Rd.2での初優勝という勢いのままに、一気に年間王者まで駆け上がりたい「ARTA」。
滝田 歩夢、杉守 翔平という両エースの活躍が目立つことが多いが、古畑 貴彬と赤羽 佑互の実力も目を見張るものがある。
Rd.2では悔しい結果となってしまったが、リアルレースで経験を積み重ねる野島 俊哉や国体の優勝経験を持つ高橋 拓也など、役者が揃う。
総合力から考えれば、総合優勝の可能性は十分に残されている。
マツダのサポートを受け、チームとしてリアルモータースポーツにも参戦している「TC CORSE Esports MAZDA」。
現在4位に甘んじているが、2020シリーズチャンピオンの底力を発揮することができれば、賜杯も十分手の届く先にある。
グランツーリスモ公式の世界大会で数多くの実績を持つ川上 奏率いる「九州からの赤き武者」。
一説によれば、今回のコースである富士スピードウェイとポルシェ911の相性は非常に良いとされているが、果たして大逆転優勝なるか。
オフライン大会の経験も豊富な菅原 達也、ハイレベルなレースでも常に上位に名を連ねる鍋谷 奏輝など、粒ぞろいの「TC CORSE SPK e-SPORT Racing」。
昨シリーズ2位の強豪チームは、最後の舞台で魅せることができるか。
全10チーム中、最も多くのドライバーを登録している「eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS」。
選手兼監督の荒木 祐樹、世界的プレイヤーの國分 諒汰の参戦で、Rd.3の台風の目となることが予想される。
北海道を拠点にリアルモータースポーツでも活動する「KOSHIDO RACING」。
Sランクドライバーの長 和樹と山本 英弥を擁し、最終戦で上位進出を狙う。
誰もが憧れるジャパニーズスーパースポーツカーGT-Rを駆り、草創期から参戦する「NISSAN × TRUST RACING」。
コースとの相性では不利とされているが、ドライバーの実力では他チームに決して引けを取らない。
北海道のトッププレイヤーに、世界大会経験者の今井 慶春が加わりさらに力を増したKOSHIDO RACINGの姉妹チーム。
北の大地に賜杯を届けるため、最終戦での活躍を誓う。
各チームともに素晴らしい実力を備えたドライバーと、個性豊かなチームが出揃うJEGT 2022シリーズの最終戦は、1月14日(土)の9:30に火ぶたが切って落とされる。
最高峰のeモータースポーツが奏でる熱狂と興奮を、ぜひとも会場で味わってほしい。