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ニュース2022年から開催しているJDSライトは、誰でも気軽に参加できるグランツーリスモの記録会だ。
今回は、関西有数の温泉地「城崎温泉」で開催されたJDSライトの様子と、「HYOGO eスポーツフェスタin城崎温泉」の様子をレポートする。
兵庫県の北部、豊岡市にある城崎温泉は、1300年以上の歴史を持つ関西有数の温泉地だ。
風光明媚な大谿川の柳並木や7つの外湯巡りなど、海外からはもちろん、多くの観光客に人気のスポットとなっている。
今回JDSライトを開催したのは、そんな温泉街の玄関口である「城崎温泉駅」直結のさとの湯だ。
無料で入れる足湯もある大屋根下のイベントスペースに、グランツーリスモのシミュレーターを2台設置。
誰でも無料でeモータースポーツを体験できるとあって、友達同士のグループやカップル、浴衣姿の観光客まで多くの方が楽しんでいた。
今回のJDSライトの参加者は34名で、ほとんどが本格シミュレーターによるグランツーリスモSPORTは初体験。
真剣眼差しでハンドルコントローラーを操作する方や、キャーキャーと楽しみながら乗る方まで、皆さん思い思いに楽しんでいたのが印象的だった。
なお、今回の最速タイムは1分37秒221(JEGTランク D+)。
すべての参加者には、その日のタイムが記載された症状が贈呈された。
また、JDSライトを開催していたさとの湯では、ストリートファイターVの体験ブースも設置。
格闘ゲームの金字塔であり、日本のゲームを世界に広めたゲームタイトルであるストリートファイターというだけあり、こちらにも体験希望者が後を絶たない盛況ぶりを見せる。
そして、なんとイベント主催者である兵庫県の齋藤元彦知事がストリートファイターVをプレイ。
コントローラーが激しく動くほど真剣なプレイで3試合を行い、会場を大いに沸かせた。
「HYOGO eスポーツフェスタin城崎温泉」は、兵庫県とNTT西日本兵庫支店が主催するeスポーツイベントだ。
兵庫県神戸市にあるeSPARKLe KOBE(エスパークル神戸)と城崎温泉の文芸館をオンラインで結び、人気のFPSゲームVALORANT(ヴァロラント)の大会を開催。
神戸市のeSPARKLe KOBEと城崎温泉の距離は、電車で約3時間、クルマでも高速道路を利用しても約2時間かかる。
しかし、それほど距離があっても同時に対戦できるのは、eスポーツならではの特長だ。
VALORANTの大会は、城崎文芸館、eSPARKLe KOBEそれぞれ8チームの計16チームで予選トーナメントを開催。
それぞれの会場で勝ち上がってきた代表チームにより決勝が行われ、eSPARKLe KOBEの予選を勝ち上がった「ささふねカスタム」が優勝を収めた。
VALORANTの大会では、司会・実況に岸大河氏、解説にKuukai氏、ゲストにXQQ氏と鈴木ノリアキ氏という豪華メンバーを迎え、本格的なeスポーツステージを展開。
城崎文芸館には応援団やファン、さらに一般の観客も多数来場し、大きな盛り上がりを見せた。
遠隔地同士で対戦ができ、また、レベルを問わず誰でも楽しめるのがeスポーツ最大の魅力だ。
JEGTで使用しているグランツーリスモSPORTは、繊細でリアルなグラフィックスと精密な物理演算によって誰でも本格的なドライビングが楽しめる。
そして、普通では乗ることができないクルマで、本格的でリアルなサーキットを走りいつでも何回でも練習できる。
どんどん自分のタイムを更新するもヨシ、レースや大会に参加してライバルと順位を競うもヨシ。
そんな身の丈に合った楽しみ方で、ぜひeスポーツを満喫していただきたい。
Text:増田真吾
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