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ニュース憧れのスーパーカーを操り、テレビでしか見られなかったサーキットでレースを楽しむ。
グランツーリスモは、クルマ好きの夢を叶えてくれるゲームソフトだ。
しかも、ただ1人で楽しむだけではなく、自宅にいながら国体や世界戦など数多くの大会に挑戦できる。
手軽に始められる趣味として注目を集めるグランツーリスモの始め方や、単なるゲームではない奥深さと楽しみ方を詳しく見ていこう。
グランツーリスモは、PlayStation®シリーズで展開されているゲームだが、ゲームを楽しみたい方だけではなく、クルマ好きやレースに憧れている人にこそおすすめしたい。
テレビで観戦するだけだった有名コースでのレースや、憧れのクルマのドライビングを自宅で簡単に体験できる。
グランツーリスモなどのレーシングゲームは、ゲーム経験がほとんどなくても実車でのドライビングやレースが好きならある程度はすぐに操作ができる。
ゲームとはいえ、クルマの挙動は精密な物理演算でシミュレートされており、ゲームならではの操作は不要。
ほかのゲームをプレイするには、ゲーム独特の操作やルールの理解が求められるので、もともとゲームをやってなかった人にとってはハードルが高くなってしまう。
その点、クルマをいかに速く走らせるかというシンプルなグランツーリスモなら、ゲームならではの特別な操作がいらず誰でも没頭できる。
グランツーリスモでeモータースポーツを始めるにあたり、最初にかかる費用は10万円程度あれば十分本格的な環境を構築できる。
準備するものは、ゲーム機本体とソフト、ハンドルコントローラー(以下ハンコン)だ。
置き場所など環境が許せば専用のコックピットとシートまで揃えたいところだが、ロジクールのG923などある程度品質の高いハンコンさえあれば、ソファーとリビングテーブルでも十分楽しめる。
実車でモータースポーツに参加するとなれば、サーキットのフリー走行に参加するだけでも場合によってはたった1度の走行で10万円近くかかってしまう。
しかし、グランツーリスモならガゾリン代だけでなくタイヤの消耗や走行料金、さらにクラッシュしてもお金の心配は一切ない。
グランツーリスモの魅力の1つがレースへの参加だ。
もともとゲーム好きの方ならゲーム内の課題をクリアするだけで楽しめるが、クルマ好きならやはりレースで腕試しをしたいもの。
グランツーリスモには、さまざまなレースが用意されていて、とくに毎日開催されているオンラインレースでは世界中にいる実際のプレイヤーと手に汗握るレースが楽しめる。
グランツーリスモは、実車に近い挙動をシミュレーションしている。
そのため、普段公道しか運転したことがないドライバーが、いきなりレーススピードで走ることは難しいだろう。
しかし、ゲーム内にはドライバーが順を追って技術向上を目指せるプログラムが組み込まれており、ひとつずつステップを昇りながらレベルアップすることが可能。
もっとも単純な加速と制動やコーナリングまでを1つずつ学べるライセンスに加え、レベルに応じてコンピューターを相手に競うレースも用意されている。
ある程度基本的なドライビング技術が身についたら、ぜひオンラインレースに参加して欲しい。
世界中のプレイヤーと対戦できるオンラインレースは、毎日24時間開催されているのでいつでも参加できる。
オンラインレースでは、コンピューター相手では味わえない実際のレースさながらの駆け引きがあり、ピットストップが必要なレースもあるので綿密なレース戦略も必要だ。
グランツーリスモで開催されるレースは、ゲーム内で完結するものばかりではない。
実際のモータースポーツと同様に公式大会が用意されていて、成績によっては世界戦に参加できるものもある。
ゲームとしてただ1人で楽しむだけではなく、ライバル達とオンライン上で切磋琢磨しながら実際の大会出場を目指すのもグランツーリスモの楽しみ方の1つだ。
グランツーリスモでは、日常的に楽しむファンレースだけではなく公式レースも用意されている。
スポンサーが開催する公式大会の予選をはじめ、身近なものとしては毎年開催されている国体(全国都道府県対抗eスポーツ選手権)の地方予選にも、ゲーム上から参加可能だ(2022年度の地方予選はすでに終了)。
さらに、グランツーリスモ公式大会としてシリーズ開催されているネイションズカップやマニュファクチャラーカップなどでは、成績次第で世界大会への道も開かれている。
ゲーム内で公式に展開される大会以外にも、グランツーリスモを使用した大会は大小さまざまなものが開催されている。
日本には世界レベルのトップドライバーが多数存在しており、始めて間もないユーザーは公式大会で結果を出すのはなかなか難しいかもしれない。
しかし、カーディーラーが主催するものや社会人しか参加できない大会など、比較的小規模なコミュニティ大会も開かれるようになってきているので、自分のレベルに合わせた大会に参加することができる。
日本のeモータースポーツに参戦しているトップドライバーが集まるJEGTでは、大会レベルの底上げを図るべくその門戸を広く開いている。
JEGT参戦の条件となる認定ドライバーを選抜するJDS(JEGT Driver’s Selection)は、18歳以上であれば誰でも受験可能だ。
さらに、2022年からJDS Lightというカテゴリーを新たに設け、こちらは年齢を問わず初心者やライト層、中級者等でも気軽に参加できるようになった。
グランツーリスモは、憧れのクルマやトップドライバーが走るコースを自宅で手軽に体験できる。
そして、ただドライビングを楽しみたい方から、より上のレースカテゴリを目指す方まで幅広く楽しめるのもグランツーリスモの魅力。
ゲーム内で開催されるオンラインレースに参加して、レーティング(ゲーム内のドライバーレベル)を上げる。
または、実際に開催される大会の予選で腕試しをするなど、自宅にいながらにしてトップドライバーを目指すことも可能だ。
実車で楽しむモータースポーツ同様に、さまざまな楽しみ方ができるグランツーリスモ。
クルマ好きはもちろん、かつてモータースポーツに憧れた記憶のある方は、趣味の1つとして検討してみてはいかがだろうか。
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